30代で年収600万以下の男性は結婚できないってホント?

30代男性が結婚したいなら年収は600万以上必要

年越し派遣村を始めとする多くの失業者を出したリーマンショックから早9年。

 

当時24歳だった私も33歳になりました。当時勤めていた会社は目立たないけど固いビジネスをしていたので、幸い私はリストラや給料ダウンという憂き目には会いませんでした。

 

そんな私も30代に入り、リーダーという役割を任せられるようになったのですが、年収はと言うと450万円ほど。。。

 

4歳年下の彼女との結婚も考えていますが、この年収ではちょっと躊躇してしまいます。

 

さらに彼女からも「結婚するなら年収600万以上の人がいい」とプレッシャーを掛けられる始末・・・。

 

 年収600万円なんて、全男性の5%くらいしかもらってないってデータも有るし高望みし過ぎでは???

 

そんなことを思っていた時、衝撃のデータを見つけました。

 

「20〜30代女性の70%以上が結婚相手に年収600万円以上を希望している」 

 

女性が結婚相手に求める年収は?

70%以上の女性が結婚相手に年収600万以上希望???

 

購読しているビジネス誌でそんな統計データを見つけた私は絶望しました。

 

ヒラの営業社員の私は年収450万。。。私の会社で年収600万行っているのは、課長やマネージャーと言った管理職についている人だけです。

 

年齢で言うと40代前半以上。

 

そして、管理職になるには最低でもあと10年はこの会社にいないとなれません。上司にゴマをすって、同期を蹴落として、サービス残業に耐えて、クライアントからの理不尽な要求に応えて・・・

 

そんなことをあと10年もやらないと600万にならないのです。性格には10年頑張ったとしても上がつかえているのでなれないかもしれない。

 

43歳まで結婚できないかと思うと切ない気持ちになりました。世の中お金だけじゃないと思うんだけどなぁ・・・

 

勇気を出して(少し話を盛って)彼女に聞いてみました。

 

「俺今、年収500万くらいなんだけど、やっぱり結婚は難しいかなぁ?」

 

「うん、ちょっとムリかなぁ」

 

年収500万以下だと結婚できないのか?

予想通りとは言え、やはりショックでした。

 

「年収500万以下は結婚相手としては見られない。」

 

彼女の正直すぎる残酷な言葉に完全にノックアウトされた僕は、完全に仕事のやる気が無くなり、年収を増やす方法ばかり考えるようになりました。

 

 年収600万になるには、あと150万円たりない。つまり月12万収入を増やせれば、年収600万になれる!

 

月12万稼げる方法を考えよう!

 

そう考えた私は、ネットや友達、雑誌、テレビなどありとあらゆる方法で収入を増やす手段を探しました。

 

30代が年収を増やす方法とは?

調べてみると30代が収入を増やす方法はたくさんありました。例えば・・・

 

不動産投資、株、FX、先物、転売、アフィリエイト、、、などなどまだまだ掻ききれないくらい有りました。

 

しかし、どれもサラリーマンの私には難しく感じました。

 

不動産投資、民泊(Air bnb等)

不動産投資はとにかく公務員や大企業の人が優遇されるので、中小企業の私はどうしても不利になってしまいます。

 

また、かなりの借金を抱えてのスタートとなるので、空室が出たときの対策も考えておかないといけません。空室になると月々のキャッシュフローが赤字になりますからね・・・

 

物件選びも業者の言いなりに決めてしまうと、とんでもないダメな物件を掴まされてしまうことも多いそうで、とても3000万円や5000万円と言った物件をローンを組んで買う勇気はもてませんでした。

 

オリンピックに向けて盛り上がっている民泊という手も考えましたが、物件の管理やカギの引き渡し、食器などの盗難、掃除など面倒なトラブルが多そうでやる気にはなれませんでした。

 

株式投資、FX(外国為替証拠金取引)、商品先物取引

株やFXならパソコンやスマホだけでできるし、作業も少ないので良いと思って、口座を解説して1週間ほどやってみました。

 

結果、わずか7日で5万円の損失を出してしまいました。

 

仕事中に急に相場が動いてしまい、夜に画面を見ると口座のお金がなくなっていました。

 

仕事中にずっとFXの画面を見ているわけにもいかず、急な相場変動に対応できなかったのです。結局こういった投資で勝てるのは、専業トレーダーとしてやっているプロの投資家だけなんだなと思いました。

 

 転売、アフィリエイト

転売は誰でも稼げるとネットの上方にあったので手法を調べてみたのですが、かなり労働収入的な側面が強く、体力的に厳しいと思いました。

 

本業で一日12時間働いて、更に家で5時間くらい転売をやって、やっと5万とか10万稼げるというレベル・・・

 

寝ないでやれば月12万(=年収600万)は達成できそうだけど、体が持たない。

 

アフィリエイトならイケルと思ったのですが、こちらも調べてみると作業量がかなり重要になるようで、1日10記事書かないと稼げないなどと言われました。

 

10記事書くためには、慣れた人でも時間にしてだいたい4時間は必要だそうです。。。

 

不動産も投資もアフィリもダメ。私が最後に選んだのは

副業で稼ぐのを諦めた私が最後にたどり着いたのが、「転職」という選択でした。

 

人材業界で働いている友達に相談したところ、どうやら私は自分のことを過小評価しすぎていたようです。

 

業界はぱっとしない会社ですが、営業職での培った専門知識は他業界でも重宝されることが多いそうで、33歳で450万は低すぎる!となぜか怒られました。

 

そこで、友達に教えてもらった年収アップに強い転職サービスに登録して、転職活動を始めることにしました。

 

本業で働きながらの転職活動はかなり大変でしたが、転職活動を始めtえ3ヶ月目に大手メーカーから内定をもらうことができました。

 

提示された年収はなんと620万円!

 

170万円アップです。しかも残業代もちゃんと貰えるし、そもそも残業が少ない!

 

大幅な年収アップを叶える転職には親も彼女も賛成してくれ、先月めでたく転職しました。来月には彼女の親にも挨拶に行く予定です^^

 

実際に転職活動をしてみて思ったのですが、転職サイトはちゃんと自分にあったところを選ばないとダメというこです。

 

例えば私の場合だと、とにかく年収を増やしたかったので年収アップに強い転職エージェントに相談しました。教えてくれた友達に感謝です。

 

同様に大手に行きたいなら大手に強い転職サイトを、東京で転職したいなら東京の求人をたくさん扱っている転職エージェントを使うべきです。

 

年収アップならリクルートエージェント、東京での転職ならtype転職エージェントがおすすめですね。

 

まとめ

 年収600万以下は結婚できないと知って絶望していた私ですが、そのおかげでいまは年収620万です。

 

あの時あのニュースを見ていなければ、前の会社で450万の年収で未だに働いていたに違いありません。

 

また、あの時ハッキリと自分の考えを伝えてくれた彼女にも感謝しています。彼女が妥協していたら、やはり未だに前の会社にいたことでしょう。

 

収入を増やす方法は本当にたくさんあります。リスクの低いもの、高いもの、労働的な側面が強いもの、権利収入的な側面が強いもの・・・

 

でもどれも肉体的、精神的には大変なものばかり。

 

どうせ毎日8時間会社絵働くなら、給料が高い会社に行けばいい。

そんなカンタンなことに気づかせてくれた友達にも感謝です。

 

もしあなたが年収が低くて困っているなら、副業よりはまずは転職を考えてみてはどうでしょうか?